■備えあれば憂いなし-今日の話題 消防防災博物館のホームページを覗いてみよう! 消防防災博物館は、一般財団法人消防防災科学センターが開設・運営しているWebサイト上の博物館です。先に、一般財団法人消防防災科学センターについて触れておきたいと思います。一般財団法人消防防災科学センター (isad.or.jp)、当該センターは、消防防災に関わる市町村や消防本部を対象とした事業(防災研修や訓練、消防支援等)や、調査研究事業、情報提供等を行っています。情報提供にひとつとしては季刊で「消防防災の科学」という冊子が作成、発行されています。またホームページ上では、「災害レポート」や防災教材としても活用できる過去の災害の被災体験記録「資料映像」もあります。実際に災害に遭った行政の長らの体験インタビューが紹介されています。それでは、本題の「消防防災博物館」の紹介に移りたいと思います。消防防災博物館 – (bousaihaku.com)、本サイトには、下部に「災害日めくりカレンダー」があり、開いた当日に過去発生した災害がわかるようになっている点も特長的です。なお、メインフレームは「消防の世界」、「防災の世界」、「こどものひろば」、「消防防災関係者向け」、「防災展示場」、「防災ニュースまとめ」といったカテゴリーで構成されています。タイトルだけ引用してみたいと思います。「消防の世界」は、「消防の歴史や火事、火消の絵などを紹介」しています。そして消防の現在や消防の歴史、ギャラリーがあります。「防災の世界」は、「防災に関する知識や資料などを紹介」しています。災害基礎知識、防災サバイバル、災害への備え、防災まちづくり、防災啓発ビデオ、防災パンフレット、大規模災害、インターネット防災図書館といったカテゴリーに分かれ、個別に詳しく記載されています。「こどものひろば」は、「災害についての知識をごどもがわかりやすいようにしょうかい」しています。ぼうさいかみしばい、ぼうさいのちしき、しょうぼうのしごと、えほん等のカテゴリーに分かれ、こどもでもすらすら読んで楽しめるような作りになっています。「消防防災関係者向け」は、「過去の火災や事故に関する事例などの情報を紹介」しています。防災(文化遺産を守る、ドキュメント災害史等)、火災事故(情報通信、火災原因調査、特異火災事例、等が整理されています。「防災展示場」は、「消防や防災に関するグッズや機器、システム、工法を紹介します」として、出典法人のリンク先が貼られています。最後に「防災ニュースまとめ」は、頻繁に更新され、防災・減災に向けた情報がニュースとして取り上げられています。 |
コラム:防災用語 「ノンフロンエアコン・ノンフロン冷蔵庫」冷媒にフロンを使用していないエアコン、冷蔵庫を言います。多くさまざまな機器の冷媒として使われてきたフロンが地球温暖化に大きな悪影響を及ぼしていることから、メーカーの開発視点は、ノンフロンへと傾注してきています。ノンフロンガスとしては、Co2、炭化水素、アンモニアといった自然冷媒や第4の冷媒と言われるHFO(ハイドロフルオロオレフィン)等があります。現在はやや価格が高めですが、やがてはすべてのエアコン・冷蔵庫がノンフロンに移り変わることから、手が出る価格になっていくことと思われます。 |
★この日に起きた災害や事件、事故 なし |
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