■備えあれば憂いなし-今日の話題 阪神淡路大震災で教わったこと! 1995(平成7)年1月17日の午前5時46分に淡路島北部を震源として発生した阪神淡路大震災は、兵庫県、大阪府、京都府で計6,437名の死者、行方不明者を出した大惨事でした。近年、経験したことがない都市部を襲った直下型地震でした。この阪神淡路大震災は、多くの教えを残してくれたように思います。①都市部直下型地震の怖さ、②甚大な被害をもたらし得ること、③道路網が各所で寸断され消火活動、救助活動が思うように進められないこと、④耐震基準を満たさない住宅の倒壊、⑤家具や家電製品による圧死の多さ、⑥沿岸付近の液状化、等々です。言い換えれば、当時まだまだ一般に防災知識が普及していなかったこと、早朝を襲った地震は、自宅居室での死者が多くでたこと等、学ぶ点が実に多いと言えます。阪神淡路大震災は、その甚大さからも、その教訓を伝えたいと専用サイトや公開されている文献が多く作られている点も特長的です。①株式会社さくら事務所による「阪神・淡路大震災で学んだ5つの教訓」阪神・淡路大震災で学んだ5つの教訓|PressWalker、②「季刊 政策・経営研究2015通巻第33号-阪神・淡路大震災から20年、われわれが学んだこと」阪神・淡路大震災から20年、われわれが学んだこと (murc.jp)、③株式会社ホテルオークラ神戸専務取締役綾部利三郎氏(文献当時)による「阪神・淡路大震災より学んだこと」2hotelokura.pdf (kobe.lg.jp)、④株式会社不動テトラ専務執行役員森川雅行氏(文献当時)による「我々は阪神・淡路大震災から何を学んだのか~震災から20年を迎えて~」Microsoft Word – 第72回(森川様)反訳20151316 .doc (waterfront.or.jp)、⑤人・街・ながた震災資料室の清水誠一氏(文献当時)による「阪神・淡路大震災10年 神戸・長田からできたこと、できなかったこと」阪神・淡路大震災10年 (jichiro.gr.jp)、⑥神戸学院大学現代社会学部社会防災学科 安富信氏(文献当時)による「阪神・淡路大震災から25年~災害報道を問い直す~記念講演 災害報道は進化したか?」06_24.pdf (kobegakuin-css.jp)、等があります。ひとつひとつ再び紐解くことで、次の備えになるのではないでしょうか。 |
コラム:防災用語 「ハザードマップ掲示板と避難誘導表示」ハザードマップと言えば紙で見たことがあると思いますが、一部の地域では、各所に掲示板として屋外でも見られるようにしているところがあります。また、「この方向に避難所があります」といった避難誘導の表示を、大きな矢印付で、路面に貼っているところもあります。このように、今いる場所で、危険や安全の情報がつかめることは、とても良いと思います。近隣や出先で少しだけ気にして、探してみてはいかがでしょう。 |
★この日に起きた災害や事件、事故 日本医療伝道会衣笠病院火災(横須賀・昭和35年)死者16、漁船第28あけぼの丸転覆(昭和57年)死者・行方不明者32 |
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