■備えあれば憂いなし-今日の話題 シリーズ連載:省庁の防災・減災に向けた取り組み⑤ 今回のシリーズ、第5弾は「東京都」です。東京都は、防災関連の情報をひとつにまとめた「東京都防災ホームページ」を設けています。ここには、大きく分けて「避難情報」「知ろう・学ぼう・防災知識」「東京都の取組・対応」「防災関連リンク集」があり、トップページにはサイト内リンクとして「東京マイ・タイムライン」「日常備蓄・セミナー」「帰宅困難者対策」「首都直下地震等による東京の被害想定」「東京防災プラン」「東京防災・東京くらし防災編集・検討委員会」といったページに飛ぶことができます。また企業向けに「事業所防災リーダー制度」の紹介や、自分の家族構成を入れるだけで備蓄品とその量を教えてくれる「東京備蓄ナビ」もあります。またさらに下部には「発災時や事前の備えに役立つ情報として「台風や集中豪雨が発生したら」「地震が発生したら」「大雪が発生したら」といった場面ごとの最新情報提供ページ、東京都内の「災害・防災マップ」もあり、情報盛りだくさんです。「知ろう・学ぼう・防災知識」をさらに覗いてみると、ステップが3段階で示され、「ステップ1」は、知る・学ぶコーナーとして、パンフレットで学ぶ、防災アプリで学ぶ、動画で学ぶ、防災の知識、があり、「ステップ2」は、備えるコーナーとして、大雪に備える、災害が起きる前に、日常備蓄を進めておく、避難場所を確認する、が、「ステップ3」は、発災時、こんな時どうするコーナーとして、大雪が発生したら、職場で災害が発生したら、帰宅が困難な時、けが人の救護、があります。トップページの最下部には、「東京都防災トピックス」として、他の関連リンクが貼られています。特にススメたいのは「東京防災」というページ。一時期、飛ぶように売れた冊子版は、現在も書店で購入可能ですが、このリンク先では、直接、内容を閲覧することが可能となっています。日本語版だけでなく、多言語版もあり、かつ、音声版テキストや、大活字版もあり、たいへん有用な作りとなっています。トップページ|東京都防災ホームページ (tokyo.lg.jp) |
コラム:防災用語 「情動失禁」感情の調節が出来ずに、情緒不安定となり、泣いたかと思うと怒ったり笑ったりと、感情起伏が激しく起こる感情むき出しの状況を言います。症状が出ている本人は、気づけていないこともあり、周囲の人のこの疾病に対する理解が必要です。災害時に発症または潜在していた症状が発現することもあります。 |
★この日に起きた災害や事件、事故 ルース台風(昭和26年)死者・行方不明者943、家屋全壊・流失24,716、伊豆大島噴火(昭和32年)死者1、負傷者53、静岡小山町観光バス横転事故(令和4年)死者1、負傷者35フェード現象の可能性 |
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