■備えあれば憂いなし-今日の話題 ALSOKやセコム、警備業協会のホームページから学ぶ防災・減災! ALSOK、セコム、いずれも企業や個人宅の防犯を支援する二大総合警備会社です。テレビコマーシャルだけでなく、近くのビルや家の入口等で貼られているシールを見たことがあるでしょう。この2社のホームページから防災関連の記事を覗いて、紹介してみたいと思います。Ⅰ.ALSOKの防災ページ:ALSOKのホームページ内には、地震、水害、火山に焦点を絞った「ALSOKの災害対策」というページが作成されています。ここには「法人向け」の「災害に備えた事業継続マネジメント」と題してBCPの策定から社内に浸透させるための教育、にまで触れていますので、BCP未策定の組織は、参考にするとよいでしょう。それとは別に、「地震」をタップすれば、地震発生に向けた準備を含め、かなり詳細にその対策が記されています。“日本付近で発生した主な被害地震”、“地震が起きたら、まず自分を守る”、“家具の倒壊・落下に注意‼”、“地震の前に抑えておきたいポイント”、が掲載されています。続いて「水害」をタップすれば、“大雨が降っている場合”、“市町村から避難情報が出ている場合”、“警報が発表されたらどうすればいいの?”、“大雨・台風の前に抑えておきたいポイント”、が、「火山」をタップすれば、“火山が噴火した場合”、“噴火警戒レベルとは”、“火山噴火の前に抑えておきたいポイント”、が掲載されています。地震・水害・火山 ALSOKの防災対策|綜合警備保障(ALSOK) 。Ⅱ.「セコムの防災ページ」です。同じく警備保障大手のセコムは、ホームページ内に防犯用品タグを設けた中で“防災対策”というページを有しています。個人向けでは防災用品の紹介、企業向けにはBCPやAED等の紹介がありますが、これらはどちらかというと情報提供というより販売色の強いページです。これに警備会社のホームページとは別に、警備会社の業界団体である警備業協会のホームページも見てみましょう。ひとつは「一般社団法人東京都警備業協会」のホームページ。“安全・安心なまちづくり”の中に「防災対策3ポイント」があり、3つに絞った対策を呼び掛けています。ちなみに、警備員として警備業務に就く人向けに、一般社団法人全国警備業協会が、2022年9月に発行した「自然災害発生時における警備員の安全確保のためのガイドライン」が、公開されていますので、最後に紹介しておきます。Microsoft Word – %û (ajssa.or.jp) |
コラム:防災用語 「防災集団移転促進措置法」少し長いですが「防災のための集団移転促進事業に係る国の財政上の特別措置等に関する法律」というのが正式名称です。大規模な災害が発生し、または災害危険区域で、居住し続けることが適当ではないと認められる区域の住民に対して、集団的な移転を促進するために、その地方公共団体に事業費の一部を補助する、防災目的の促進推進法です。 |
★この日に起きた災害や事件、事故 国鉄京都駅全焼(昭和25年)アイロン放置火災、タンカー第1宗像丸他衝突火災(横浜港・昭和37年)死者41 |
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