■備えあれば憂いなし-今日の話題 主要なスーパーマーケットの防災ホームページ&YouTubeチャンネル 今日は、前シリーズの延長線として、国内主要なスーパーマーケットの防災ホームページ、防災取組みについて紹介してみたいと思います。①イオン株式会社:国内最大手スーパーマーケットグループ「イオン」は防災・減災に対する取り組みについても注目したい企業です。「みんなでつくる、あんしんみらい。イオンの防災」というホームページを作成し公開しています。それぞれのイオン店舗でも、壁面に取り組みを掲示していますので、買い物のついでに見てみてはいかがでしょう。当該ホームページのトップには「イオンの基本理念は、お客さまを原点に平和を追求し、人間を尊重し、地域社会に貢献する。そして、お客さまの期待に応えること、だからこそ有事の際、地域のライフラインとなるべく日々防災対策を進化させてまいりました。想定外を想定内にこれからもイオングループは力を結集し“ONE AEON”で地域のみなさまの安全・安心に努めて参ります。」と記され、「BCMプロジェクト」を立ち上げ各種テーマに取り組んでいることを紹介しています。「外部連携(外部連携の強化とシステム化)」では、陸上自衛隊との連携や日本航空株式会社との連携、全国の電力会社との連携、全国の地方整備局との連携等が記されています。「施設(施設における安全・安心対策の強化)」では、災害時用バルブやバルーンシェルターの設置、配備について記されています。「商品・物流(サプライチェーンの強化)」では、取引先とクラウドコンピューティングでつなぐBCPポータルサイトの災害時活用等について記されています。「訓練(事業継続力向上に向けた訓練)」では、年に2回ずつ行っているグループ総合防災訓練等について記されています。「情報システム(情報インフラの整備)」では、安否確認システムやイオンBCM総合集約システム等について記されています。イオングループ各拠点は、災害対策基本法に基づいて、災害発生時、商品調達・物流網機能、一時避難所としての機能を果たす「指定公共機関」としても指定されています。ホームページには、「ローリングストックのすすめ」や「お客さまと取り組む防災活動」等々も紹介されています。イオンの防災~みんなでつくる、あんしんみらい (aeon.info)、また、イオンは、さまざまに防災動画を作成し、YouTubeで公開しています。「イオンの防災」「イオンと学ぶ防災イベント」「改めて備えたい!防災グッズ」等です。②株式会社イトーヨーカドー:イオンと並ぶ国内スーパー大手のイトーヨーカドー。コンビニエンスストアのセブンイレブンを有する小売総合グループです。一般向け防災ページは見当たりませんが、どのような防災対策を取っているかについては、同社CSR報告書内にありますので、紹介しましょう。「店舗の安全対策」「災害発生時の対応」「ユニバーサルデザインの推進」等が記載されています。PowerPoint プレゼンテーション (itoyokado.co.jp)、番外:Panasonic「もしもの備え白書」スーパーマーケットではありませんが、番外として、こちらの会社のホームページ内にあるページを紹介しておきましょう。国際災害レスキューナースの辻直美氏が監修した記事です。防災意識を調査!災害停電経験者から災害時の備えのヒントを学ぶ ―もしもの備え白書― | 防災 | UP LIFE | 毎日を、あなたらしく、あたらしく。 | Panasonic |
コラム:防災用語 「海面変動」海面がやや変化して動く状態です。津波の警報や注意報を出すには基準に達していないといった時に、注意を促したい時、このような言い方をしています。例えば、海外で発生した海底火山の爆発や、東南アジア諸国等で発生した地震等の時に、このような言い方で注意を促しています。 |
★この日に起きた災害や事件、事故 夕張炭鉱ガス爆発事故(昭和40年)死者62、負傷者18、ニュージーランドカンタベリー地震(平成23年)M6.1死者180 |
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