2月3日 朝礼話材

■備えあれば憂いなし-今日の話題
家族で防災会議を開きましょう!  家族で防災会議などと言うと、何を仰々しいと思われるかも知れません。「今から防災会議を開きます」なんて宣言して話し合いましょうと言っている訳ではありません。夫婦ふたりででも、子どもたちを交えてでも、両親と共にでも、少し時間があれば、年に1度2度、例えば防災の日や、東日本大震災等、過去の大災害時、メディアもいろいろ報道しますから、そのような機会を利用してでも良いと思います。次に示すことを、少しみんなで話してみませんか。静岡県焼津市の資料を引用してみたいと思います。ここでは「災害のとき、家族があわてずに行動できるように、実際に災害が発生したときのことを想定して、定期的に家族防災会議を開きましょう」とし、①一人ひとりの役割分担を決めましょう、②家の危険箇所をチェックしましょう、③非常持出品・備蓄品をチェックしましょう、④災害時の連絡方法や避難場所を確認しましょう、⑤隣近所で声を掛け合いましょう、と記されています。そして次のページにチェックリストが付いています。チェック1が家族の安否確認の方法など、チェック2が家庭内での食料・水等の備え、チェック3がご自宅や家の周りの安全性確認、チェック4が地域での備えや助け合い、となっています。3kazoku.pdf (yaizu.lg.jp)、もうひとつ、兵庫県宍粟市(しそうし)の資料を紹介してみましょう。「防災意識の確認と日ごろの備え」のためとし、同市では、8月9日(風水害・土砂災害の対策日)と1月17日(地震災害・火災対策日)に、家族防災会議をしましょうと呼びかけています。会議のテーマについては焼津市と大きな違いはありませんが、「避難場所や避難経路を確認する」というのが加わっています。大事なひとつと思います。そして、次のページから、「地震編」「風水害編」があって、「地震から身を守る行動パターン」や「地震後に火事を出さないために」等の知識も書かれている点、特長的です。kazokubosaikaigi_H30.pdf (shiso.lg.jp)、最後に、埼玉県新座市ホームページの家族防災会議ページを紹介します。こちらで特に活用する時におすすめなのが、子どもたちと話し合う際の、子どもたちを巻き込める子どもたち向け防災チェックシートが掲載されている点です。話し合う時のことがよく考えられた作りになっていると感じました。「小学生向け防災チェックシート」「中学生向け防災チェックシート」、そして、「災害時の被害を減らすために」といったコーナーもあります。9月1日は防災の日、家族防災会議を開きましょう – 新座市ホームページ (niiza.lg.jp)、これらを参考にして、ぜひ家族で災害時のことを話し合ってみてはいかがでしょう。
コラム:防災用語 「免疫ケア」KIRINのimuseホームページによれば、「免疫は人間に本来備わっている防御システムです。身体の中の免疫細胞が、外敵から身を守るために働きます。サッカーのゴールキーパーと同じで、免疫が維持されないと、外敵の侵入を許してしまいます。私たちが健康に過ごせているのは、免疫機能が正常に働いて維持しているからなんです。」と記しています。昨今、コンビニやスーパーの飲み物コーナーで数々の免疫ケア飲料が目立つようになりました。私も愛飲しています。
★この日に起きた災害や事件、事故
慶長地震(慶長10年)M7.9津波による死者5,000、北陸線列車雪崩事故(大正11年)死者90

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