3月16日 朝礼話材

■備えあれば憂いなし-今日の話題
災害時に活躍するドローン操縦資格とは?  今や、テレビのロケには欠かせないドローン。ドラマでも映画でも重宝されています。ドローンが実業に使われたのは、農家の方々が一番頭を痛めていた農薬散布をドローンで行うようにしたのが始まりでしょうか。効率的にも労働的にも相当負担が減少したのではないかと思われます。昨今では物流のロボット化としてドローンが注目され、すでに遠隔地にモノを輸送する手段として実用に近づいています。さてそのように将来が一層期待されるドローンですが、すでに免許制になって数年、関連法規制も登場して年々うるさくなってきています。そのドローンですが、災害時にも重宝されるようになってきました。ひとつは人が立ち入れない被災現場を上空から、または至近距離で撮影し、状況把握するのに、これほど使える機器はなかろうと思います。すでに被災状況の把握や、保険会社による被災状況判定に活用され始めています。では、ドローン免許って何でしょうか。どんな種類があるのでしょうか。どうやって取得できるのでしょうか。少し調べてみましたので紹介したいと思います。業界団体として「一般社団法人ドローン操縦士資格認定機関 ドローン操縦士協会」があります。「ドローンに関わる諸問題を解決しドローン航空の発展を健全に促進します」を協会理念とし、事業内容としては「⑴ドローン操縦士の技術認定ライセンスの発行、⑵ドローン操縦技術向上のための研修・教育、⑶ドローン事業会社及びその関連団体の国別・地域別研究会、講演会等の開催、⑷各国へのドローン操縦士の派遣及び各国からの研修受入れ、⑸ドローン操縦技術の研究並びにその成果の発表、⑹刊行物の発行等の広報活動等としています。そして、操縦士を育成するためのスクールを有し、全国に47スクールを配置し運営しています。初めてドローン操縦資格を得ようとしたら、スクールで学び、合格証を得て、経験を積むという順でしょうか。有人地帯での目視飛行は2等資格が必要です。なお、国家資格でなく民間資格であっても飛行申請をすれば飛ばすことは可能です。国家資格との違いはまさにそこで、飛行申請が国家資格だと不要になるということに尽きます。ただし生業としてお金を得て飛ばすのであれば、国家資格の取得がおススメでしょう。
コラム:防災用語 「表面フラッシュ現象」綿やレーヨン等、生地の表面が起毛している毛羽立ち多い洋服で、例えば袖口にちょっと火が触れただけで一気に全体に広がる現象を言います。着衣着火現象とも言います。特にキッチンでの調理中や、仏壇での線香をあげる際に、前者はガス火が、後者はろうそく火が着火し、燃え広がります。袖口をまくり上げておく、または着る洋服に留意するといった生地特性を知っておくことです。
★この日に起きた災害や事件、事故
なし

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