4月17日 朝礼話材

■備えあれば憂いなし-今日の話題
車を使用する営業マンにも防災教育をしよう! どの企業でも、営業機能は有しているでしょう。あなたの会社では、営業活動はどのような方法で行っているでしょうか。電話営業のみと言うのもあれば、基本的に公共交通機関を使うという企業もあるでしょうが、車両による営業活動は、多くの企業で行っているものと思います。それが社有車であれ、自家用車使用であれ。車両による活動は、営業マンに限らず、物流事業者においては日常活動ですね。物流事業者については、貨物自動車運送事業法や付帯する安全規則などの法規制により、安全の確保が求められ、必要な教育・訓練が行われ、日常点検や点呼が行われていますね。昨今では、国土交通省により「運輸防災マネジメント」の普及促進が推し進められています。しかし、白ナンバーによる一般的な営業活動では、法規制の枠組みでは道路交通法になりますから、営業マンへの防災教育は、どうしても後回しになっていることがあります。千葉県八街市での白ナンバートラックでの酒気帯び児童死傷事故を受けて、道路交通法が改正され、酒気帯びチェックの義務化が始まりましたが、同法には防災に関する規定はありません。しかし、こう日常的に豪雨による浸水や、土砂災害が発生、あるいは豪雪による異常積雪が発生する昨今、その対策や防災知識が必須となってきています。命を失いかねません。教育としては、気象予報の種類や捉え方、安全ルート選択、危険路回避、車両積載品、浸水時脱出方法などについて、その上で社内には、飲料水、軽食(菓子類も可)、簡易ブラケット、脱出用ハンマー、三角停車板などを積んで、出発したいものです。ちなみに、冠水した道路では、わずか5センチ程度でも危険とされ、15センチを超えるとドアが開かなくなると言われています。
コラム:防災用語 「半割れ」半割れとは、昨今叫ばれている「南海トラフ巨大地震」の関連ニュースで耳にした人もいると思います。地下にある強固な岩盤が破壊されることを“割れ”と言っていますが、ある一部の岩盤が割れてマグニチュード8程度の大地震が発生した場合、その割れを半分と捉え、それをきっかけとして、連動して他の割れに繋がっていくことです。西の方で割れた場合「西の半割れ」、東の方で割れた場合「東の半割れ」などと呼ぶこともあります。半割れと評価された場合、続いて大地震が発生する可能性が高いとして、「臨時地震情報(巨大地震警戒臨時情報)」が発出されます。
★この日に起きた災害や事件、事故
鳥取大火(昭和27年)死者3、負傷者3,963、焼失家屋7,240

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