■備えあれば憂いなし-今日の話題 アウトドア派は防災に強い!? 当ブログの読者の中には、アウトドア派の方もいればインドア派の方もいるでしょう。私はインドア派なのですが、防災について勉強すればするほど、アウトドア派の方は防災に強いのではないかと思うようになりました。アウトドア好きの人は、山や海問わず、テントを張ってキャンプをしたり、バーベキューをしたり、はたまた既にキャンピングカーなどを持っていて、旅行先で車中泊なんて普通に行っているという人もいるかも知れません。同時に、急に雨に叩かれたり、雷に遭遇したり、真っ暗の中で暖を取り、灯りを取っている経験者も多いでしょう。このような点は、まさに防災に繋がっているように思うのです。その時々の天候や地形などに適応しないと、アウトドアは楽しめませんし、また一夜を過ごすのに安全な場所かどうかも見る目がありそうです。つまり、楽しむ場所をおのずと判断し、周囲の状況を瞬時に分析する能力があって、それが習慣づいている可能性があります。携行品についても、防災用品と一致するものが多いように感じます。テントはもとより、寝袋、ランタン、乾電池、蓄電池、飲食材、簡易炊事セット、火起こし器具、着替えなどなど、それはそれは災害時に重要なものばかりです。併せてそれらを活用する知識も長けているのではないでしょうか。食材の調達から鮮度維持、衛生管理から寒さしのぎ、地図の読み方や生命維持の知恵などです。さらに言えば、一般的にアウトドア派の方々は、体力も精神力も強いのではないかと思うのです。そうでないと自然の中では負けてしまいそうです。多少体調がすぐれなくても、風雨にあっても、負けない根性は、やはりアウトドア派に軍配が上がりそうです。このように考えると、インドア派もアウトドア派に知識を学ぶところが多いかも知れません。書店にはアウトドアに関わる雑誌も多く見られます。今日からでも少しづつ、楽しみながら屋外で過ごす知恵を、防災と繋げて学んでみませんか。 |
コラム:防災用語 「風評被害」風評被害とは、人為的に発せられた根拠の不確かな、うわさや憶測話しが広まることによって、経済的な被害をもたらすことです。購入客の減少や売上減少をもたらし、かつ長い期間に及んで深刻な損失を招きます。特に災害が起き被災した地域や、未知の感染症が発生した時などの時に、根も葉もないのに、〇〇は食べてはいけないとか、〇〇が続いて起こるなどが、あたかも真実のように伝わり、それを耳にした消費者などが購入を手控えてしまう状況が起こるのです。いち早く流れた情報に対する不安を払しょくすることが重要であり、また、根拠のない話を耳にしても、不要に流布しないことも重要です。 |
★この日に起きた災害や事件、事故 大阪千日前デーパートビル火災(昭和47年)死者118、負傷者81 |
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