■備えあれば憂いなし-今日の話題 携帯電話、スマートフォン手元にない状態、考えられますか? この20年ほどの中で、携帯電話またはスマートフォンを持っていないという人は、本当にわずかになりました。むしろ携帯電話やスマートフォンは生活する上で、なくてはならないモノとなりました。20代以下の子供たちは、すでにスマートフォンがある世界しか知らないわけで、何をするにも何より大事なモノになっているでしょう。そうした中で、携帯電話やスマートフォンが手元にないという状況を考えてみたことがあるでしょうか。半日、一日と手元にない、使えない状況をです。実は、私自身、先日出張先のホテルで、室内にスマートフォンを置いたまま、急いでいたこともありホテルを出て、最寄りの駅から電車に乗りました。電車に乗ってからふとポケットを探ると、いつもの四角い塊がない!思わずあっと、大声が出てしまうところでした。仕事があったため、ホテルに戻らずに1日を過ごしたものです。まぁ、スマートフォンがないことが、こんなに不自由だとはと改めて思い知りました。だいたい置き忘れたホテルに電話できない、電話ボックスからかけようと思っても、ん?電話番号どう調べる?、日々、出る・帰るコールする私は、家で心配するかもと思い連絡を考えましたが、さぁ、自宅の電話番号?家内の電話番号?メールアドレス?何もかもスマートフォンの中に入れたデータにあります。移動するにも、乗換案内は使えない、調べものもできない、ニュースも容易に確認できない・・・。なんということでしょう。こんな不便、感じたことはありません。数歩のところには必ずあり、電池が少なくなっても、コンセントが近くに、または充電器が手元にあったので、使いたいときに使えないことがまずなかったものです。こう考えるとアナログ脳もまだまだ大事かも知れません。連絡先を紙に書いて持っておく、メモを手帳に書く、などなど。災害が多い昨今では、手元の携帯電話やスマートフォンを失いかねない被災も考えられます。何が大事かこんな点から考えても良いのではないでしょうか。 |
コラム:防災用語 「仮設住宅」仮設住宅は、住んでいた家が災害によって全壊、流失、全焼して、住むところを失った人で、自己資金力では家の再建ができないという人に向けて用意する応急的住居を言います。災害救助法に定められていて、都道府県知事の判断により着工されます。昨今、各地で頻繁に発生する大災害に対応すべく、民間賃貸住宅やホテルなども、みなし仮設住宅として活用されることもあります。 |
★この日に起きた災害や事件、事故 なし |
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