6月1日 朝礼話材

■備えあれば憂いなし-今日の話題
AEDどこにありますか?  AED(自動体外式除細動器)は、昨今さまざまなところで目にすると思います。しかし、たった今、あなたがいるその場所で、緊急を要する呼吸や心音が感じられない人が目の前に現れたら、あなたはすぐに対応できますか?たとえ心肺蘇生術が出来なくても、AEDを取りに向かうことは、できるかも知れません。さぁ、最寄りのどこにAEDがあるでしょう。今、社内・工場内などであれば、備え付けがあれば、取りに行くことができるでしょう。AEDがある場所、わかっていますか?もし身近になければ、外に出て、借りてくる必要がありますね。ご近所でAEDがある場所、ご存じですか?または、今、百貨店やスーパーにいるとして、AEDがどこにあるか見たことあるでしょうか。一般的には、関心を持たない限り、AEDの在りかなど知るよしもないかと思います。しかし、今や救急隊でない一般人による心肺蘇生術とAEDの使用による救命が格段に増えています。一分一秒が大事になっています。災害に関わらず、いつ必要となるかもしれないAEDの、その在りかはぜひ関心もって知っておくようにしたいものです。ちなみに、「日本全国AEDマップ」というスマホアプリがありますので、登録されいつでも閲覧できるようにしておくのも良いでしょう。また近隣の在りかを事前に調べておきましょう。ところで、私がある仕事で、不特定多数の方が出入りする建屋の増改築が行われている場所に出くわしたことがあります。今まで、出入口付近に置いておいたAEDが消えていました。人が行きかう路上からもAEDが見えていましたから、どうしたのか尋ねると、別の出入り口に移したとのことでした。不特定多数の方が行き来し、出入りする場所に、一度設置したAEDは、なるべく場所を移さず、別の場所に必要であれば増設することがお勧めです。なぜなら、AEDを何気に普段みていた人々が、緊急事態に遭遇した時、「たしかあそこにAEDがあったのに」となって、せっかくの頭にあった場所認知が活かされないことになるからです。
コラム:防災用語 「震度とマグニチュード」地震が発生した時に、ニュース報道では、マグニチュードいくつという言葉と、震度いくつという言葉が聞かれます。しかしこの違いを分けて理解している人は少ないのではないでしょうか。震度とは、地震が発生した際の、生活している場所での揺れの大きさを言い、マグニチュードとは、地震そのもののパワー(大きさ、規模)を言います。マグニチュードが大きくても離れた場所は震度は小さく、マグニチュードが小さくても近ければ震度は大きくなる関係にあります。
★この日に起きた災害や事件、事故
秋田旧鷹巣町大火(昭和25年)負傷者242、焼失家屋599、山野炭鉱ガス爆発(昭和40年)死者237、負傷者29

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