■備えあれば憂いなし-今日の話題 家で確認、防災チェック! 今日の話題は、「防災チェックをしましょう」ということです。もちろん、専門業者による火災や風災に備えた消防設備点検や、地震に備えた耐震診断などはありますが、ここでは専門業者が見る対象ではない、そこで暮らす人によるチェック箇所を拾っていきたいと思います。①立地する場所の最新ハザードマップを確認しているか、②防災用品、備蓄品はこの1年内に見直しているか、食料品で期限切れのものはないか、③耐震性能に問題ないか、④避難場所・避難所はわかっているか、⑤家族の連絡先データは最新か、⑥食器棚・冷蔵庫・テレビ・仏壇・本だな・洋服ダンス・ラックなどは転倒防止対策がしてあるか、⑦壁面や天井に落ちてきてケガをするようなものを掛けていないか、⑧発火源となり得るもの(ストーブなど)は地震によって消火する機能があるか、⑨取り急ぎ頭を守るテーブルやデスクが最寄りにあるか、⑩ブレーカーを落とすための踏み台(脚立)はあるか、⑪停電時にすぐに使用できる電灯(ランタンなど)が近くにあるか、⑫情報を得るスマートフォンまたはラジオがすぐに使える状態か、などでしょうか。防災対策を言ったらきりがないと思われるかも知れませんが、昨今の地震でのニュース映像に映し出される、家具がグチャグチャに倒れて散乱してしまっている部屋を考えれば、片付けて、買い直して、元の生活に戻す手間や費用よりも、事前にコツコツと準備していく手間や費用の方が断然安いと思うものです。 |
コラム:防災用語 「スーパー堤防」高規格堤防とも言われます。ふつうの堤防の高さの30倍程度の幅広い区域を盛り土によって高くし、高潮や洪水、津波、液状化などが発生しても、深く浸水しない、壊れない地域づくりをしようとするものです。水害に強くなるというだけでなく、景観も良くなるといった利点もあります。千葉県印旛郡栄町の利根川沿いには「スーパー堤防発祥の地」の碑と説明板が設置されています。 |
★この日に起きた災害や事件、事故 なし |
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