■備えあれば憂いなし-今日の話題 営業マンは最良の防災伝承者! どの会社にしても、営業活動を主務とする人は必ずいると思います。営業方法は千差万別でしょう。電話営業、メール営業、アポあり訪問、アポなし訪問…。お客様もさまざまでしょう。一般消費者がお客様ということもあれば、問屋さんがお客様、小売店がお客様…と、それぞれの会社の製品や販路により多種多様と思います。しかしいずれにせよ、日々いろいろなお客様に対して、自社の製品を通じてアプローチしているでしょう。時には世間話で終始し、こんにちは・さようならだけの営業もあると思います。そのような中で、本ブログ主筆の私から提案したいのが、一般的な世間話の中に、防災・減災ネタを加えてほしいということです。雑学にすぎなくて良いのです。少しでも多くの人々が、防災や減災に繋がるような知見をもっていただければ、それだけ災害に強い、命を守ろうと努めて下さる人が増えることに直接的に結びつくからです。私は、今日のテーマに書いた通り、営業マンは“最良の防災伝承者”であると思っています。訪ねた先の個人宅や企業の事務所、工場などで、災害に対する弱い点に着目し、例えば「先日のどこどこでの地震、相当の建屋が倒壊したようですね。こちらは大丈夫ですか?」でもよい、「台風でもないのに、〇〇川決壊というニュースがありましたね。大事なモノ2階以上に上げてますか?」でもよいのです。昨今の災害ネタを共有して、対策を考えるきっかけづくりの話ができたなら十分です。互いに生き残る知恵が膨らむのではないでしょうか。欲を言えば、ぜひ企業のトップや管理者は、営業担当者に「防災・減災の知見」を高めさせることです。それがパートナーシップとなる相手との共生、互いの事業継続に繋がるということを理解してほしいものです。 |
コラム:防災用語 「輻射熱」さまざまな物体は、温度が高くなると電磁波を発生させ熱となって周囲に伝えます。放射熱とも言います。身近で最大の物体は太陽で、それを遮断することで暑さが和らぎます。家の中では、観葉植物や簾などで輻射熱を抑え、あるいは断熱材などで住み心地を良くするなど、輻射熱対策は欠かせません。 |
★この日に起きた災害や事件、事故 インドネシアガルーダ航空機炎上事故(福岡空港・平成8年)死者3 |
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