7月30日 朝礼話材

■備えあれば憂いなし-今日の話題
防災関連のSDGs目標を学ぼう!  大規模災害に備えた「防災・減災」に関わりがあるSDGsについて、少し丁寧に紹介してみたいと思います。関連がある目標としては、№11「住み続けられるまちづくりを」と、№13「気候変動に具体的な対策を」があります。№11「住み続けられるまちづくりを」では、都市と人間の居住地を包摂的、安全、強靭かつ持続可能にする、ことに向けて、10の具体的ターゲットが定められています。その中には、「11.5 2030年までに、貧困層及び脆弱な立場にある人々の保護に焦点をあてながら、水関連災害などの災害による死者や被災者数を大幅に削減し、世界の国内総生産比で直接的経済損失を大幅に減らす」、「11.6 2030年までに、大気の質及び一般並びにその他の廃棄物の管理に特別な注意を払うことによるものを含め、都市の一人当たりの環境上の悪影響を軽減する」、「11.b 2020年までに、包含、資源効率、気候変動の緩和と適応、災害に対する強靭さ(レジリエンス)を目指す総合的政策及び計画を導入・実施した都市及び人間居住地の件数を大幅に増加させ、仙台防災枠組2015-2030に沿って、あらゆるレベルでの総合的な災害リスク管理の策定と実施を行う」などが謳われています。また、№13「気候変動に具体的な対策を」では、気候変動とその影響に立ち向かうため、緊急対策を取る、ことに向けて5つの具体的なターゲットが定められています。その中には、「13.1 全ての国々において、気候関連災害や自然災害に対する強靭性(レジリエンス)及び適応の能力を強化する」、「13.2 気候変動対策を国別の政策、戦略及び計画に盛り込む」、「13.3 気候変動の緩和、適応、影響軽減及び早期警戒に関する教育、啓発、人的能力及び制度機能を改善する」などが謳われています。災害に向けた防災・減災対策、気候変動適応は、地球規模の全ての国々の統一テーマであり、誰一人取り残されない社会にするための、最低限、私たちが取り組んでいかなければならない課題、大きな宿題と言えます。
コラム:防災用語 「仮設住宅」言うまでもなく、仮に建てられた住宅です。自然災害などで住む家を失い、自らの資金では新たな住まいを得ることができない人々のために、自治体が建造し一定期間、貸与する住宅です。長屋型のプレハブ住宅が多く見られますが、昨今では、既存のホテルなどを借り上げて、貸与するといった形態も見られます。
★この日に起きた災害や事件、事故
全日空機・自衛隊機接触墜落事故(岩手雫石・昭和46年)死者162

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