■備えあれば憂いなし-今日の話題 中規模の地震多発は、各プレートが悲鳴をあげている証拠?! 今、地球上ではさまざまな自然災害が各地を襲い、被害が発生していますが、そのなかでも予測がつかずにいきなり大きな被害をもたらす地震は恐ろしいものです。昨今我が国では、中規模クラスの地震が多発し、各地で揺れている状況が見られます。気になっている人も多いことでしょう。地震は言うまでもなく地球表面を覆っているプレートが反発して戻るときに生じます。その場所によって、地表下であれば直下型、地表から離れていれば海溝型などと呼ばれます。日本は複雑に4つのプレートが入り組んで日本列島を成しています。そのことから、各地での地震多発は、プレートそれぞれが少しずつずれて悲鳴を上げあっている状態にあることが考えられます。そして“いつでも大規模な地震に発展しかねません”と言っているようにも感じます。ある場所で発生した地震が、他の地震を誘発してしまう可能性は十分あります。プレートの重なり合うところの誘発の可能性について研究も行われているようです。少なくとも日本では、このわずか30年ほどの中で、阪神淡路、東日本、熊本、大阪、胆振東部、能登と多くの巨大地震が発生し、都度被害がでていますが、それぞれの異なる地震でさまざまに経験を残してくれています。過去の経験や知見を活かし、次に備えることです。小さな我慢している悲鳴がやがて絶叫に変わるような地盤の動きがすべてのエネルギーを放出して起きたなら、相当ひどい結果が訪れるに違いありません。 |
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★この日に起きた災害や事件、事故 8月豪雨(昭和42年)死者・行方不明者146、家屋全壊・流失778 |
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