■備えあれば憂いなし-今日の話題 内閣府が作成した防災関連の映像資料を活用しよう! 以前にも紹介しましたが、内閣府では防災・減災に向けたさまざまな情報を一般向けに提供している「防災情報のページ」があります。そのページでは、防災・減災関連の国のさまざまな施策や検討中の課題、実際に発生している災害情報等を知ることができますが、上部タグのひとつ「広報・啓発活動」がたいへん役に立ちます。防災白書、防災教訓、防災教育、企業防災等、各種ページが用意されています。また、防災対策制度にある防災に関する人材の育成・活用では「防災に関する標準テキスト」が、また、動画という形で、さまざまな防災・減災知見が学べる「南海トラフ巨大地震、首都直下地震の被害と対策に係る映像資料」がまとめられたページもあります。ここには、日本語版だけでなく、英語版、スペイン語版、中国語版、韓国語版も用意され視聴できます。全体版と各編版とがあり、例えば南海トラフ巨大地震対策では、オープニング編(南海トラフ巨大地震とは?)、シミュレーション編、被害の特徴解説編、被害想定の全体像編、対策編、それぞれ2分半~4分半程度で作成され、隙間時間でも視聴できるよう編集されています。さらにドラマ版、子ども版もあり、手話バージョンもあります。首都直下地震もほぼ同様です。さらに、「大規模地震時における電気火災対策編(地震による急な停電への対策を含む)」も掲載されています。もうひとつ子ども向けに作成された、「自然災害から命を守る まず子供に伝えたい!3つのポイント(政府インターネットテレビ)」のリンクも貼られています。どこからでもネットを通じて視聴できるこのページ活用が期待されます。もうひとつ紹介しましょう。同じく内閣府の防災担当が作成、運営しているYouTubeのチャンネルに、内閣府防災チャンネルがあります。ここにも、防災・減災に向けたさまざまな動画がアップされています。いずれも、加工や一部抜粋利用しなければ自由に無料で閲覧できますので、個人で視聴することの他、朝礼や、防災教育、防災訓練の中等で投影し、みなで共有しあうのも良いと思います。内閣府防災 – YouTube、動画で学ぶ : 防災情報のページ – 内閣府 (bousai.go.jp) |
コラム:防災用語 「群発地震」ある狭い震源域で、地震が継続して集中的に発生する地震を群発地震と言います。どれが前震で、どれが本震で、どれが余震か区別がはっきりしません。最近では、石川県能登地域と鹿児島県トカラ列島地域で、規模が大きい地震、規模が小さい地震が繰り返し発生しています。 |
★この日に起きた災害や事件、事故 会津地震(慶長16年)M6.9、山崩れ等死者約3,700、日航機事故(マレーシアクアラルンプール空港・昭和52年)死者34、台風第19号(平成3年)死者62、御嶽山噴火(平成26年)死者・行方不明者63 |
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