9月7日 朝礼話材

■備えあれば憂いなし-今日の話題
竜巻、雷から身を守るには?  竜巻や雷が発生しやすい昨今です。竜巻や雷は場所を問いませんし、予報が出ていなくても突然発生することがあります。事前に対策を打っておくことは、雷対策なら、建物に避雷針を付けるとか、雷ガード付き電源コードを用意するとかありますが、竜巻は対策のしようがありません。また身を守るのは発生しているその時以外、事前対策はありません。それでは発生した時にどうすれば身を守れるのでしょうか。①雷から身を守る:屋外にいる場合は速やかに建物内や自動車内に移動することです。近くに建物や車がない場合は、平地に寝そべり頭をとにかく低くすることです。雷雨を避けて木の下に入ることは最も危険です。電柱の下も危険です。見上げて45度の範囲で少なくても4m程度離れ、身を低くすることです。ちなみに雷が近づいているかどうかは、光ってからの音が聞こえるまでのズレで判断できます。ピカッとしてからゴロゴロ鳴るまで8秒あれば2.7㎞程度離れており、ゴロゴロ鳴るまで3秒ほどだったら1㎞程度です。2~3秒以内でしたら極めて危険と思ってください。傘は閉じ手放します。②竜巻から身を守る:竜巻は渦を巻いていろいろなモノを吹き上げながら移動します。急にあたりが暗くなる、急に冷たい空気になる、ゴーッと音がする、モノが飛んでいる音がする、これらが前兆です。もし接近に気づいたなら、とにかく建物内に避難しましょう。できる限り頑丈な建物の可能であれば地下が安全です。家であれば、シャッターがあれば下ろし、部屋の中央で、テーブルの下に入るなど身を低くしましょう。車や物置、プレハブなどに入ることは巻き上げられる可能性があり危険です。
コラム:防災用語 「生活再建支援金」被災者生活再建支援法に基づいて、自然災害によって住宅が全壊するなどし、生活基盤に著しい被害を受けた世帯に支給されるものです。基礎支援金として全壊世帯に100万円、大規模半壊世帯に50万円が支給され、加算支援金として、新たな住宅建設・購入世帯に200万円、補修100万円、住宅賃貸50万円が加えられます。世帯人数により減額もあるようですが、昨今の改正では中規模の半壊世帯も支給対象になるなど、見直しもされています。
★この日に起きた災害や事件、事故
台風第12号(昭和31年)死者・行方不明者41、建物全壊・流失13,539、 台風第17号・豪雨(昭和51年)死者・行方不明者175、建物全壊・流失1,695

コメント

タイトルとURLをコピーしました