■備えあれば憂いなし-今日の話題 想い出の写真は紙のアルバムづくりをお勧めします! 子どもや孫たちの姿、家族での旅行、冠婚行事、みんなその想い出は、デジタルの中となりました。今や紙でプリントしアルバムに綴っている人は、ほんの一握りかも知れません。ですから、スマートホンの中のデータ、LINEアルバム、みてねアプリ等に収まっているだけで、アナログで残っているものは無いのではないでしょうか。運動会等の記録も、スマートホンかデジカメ動画に移り変わっています。この20~30年ほどの記録媒体の変化は激しく、VHSやベータテープはすっかり無くなり、8mmテープはもとより、VHS-Cも無く、当時撮影したものがどんどん再生できない状態になっています。CD-ROMも無くなりつつあり、DVDが何とか生き延びています。やがてはこれもわかりません。常に専門業者が最新媒体に記録移行しますと言ってくれていますが、すべてを移行するとなると、とんでもない費用になります。いつでも容易に見られるアルバムと言えば、押し入れの奥にある、昔ながらの紙のアルバム。埃はかぶっていますが、昭和のあの時がすぐに見られます。浸水や津波のリスクはどこに住んでいても高まってきています。東日本大震災の時には、流されてしまった写真はやむを得ないとしても、残された紙写真は、泥を排除し、乾かして再び見ることができていますが、ビデオフィルム類は再生が難しかったようです。私がアナログ思考だからではありませんが、最近の災害を考えたり、映像技術とその機器を考えたり、かつクラウド化が進展したりする世の中で、結構、紙で残す必要性やその大切さをひしひしと感じています。火には弱いですが、それをいったらどんな財産さえ消失するリスクはあります。クラウドに置いたデータも、あくまで保存先のハードの維持、ハードを資産として持つ企業の安定した経営にかかっています。意外と、紙の良さを再考すべき、そのタイミングではないでしょうか。 |
コラム:防災用語 「敗血症/敗血症性ショック」敗血症はウイルス等感染症に対して免疫不全、制御不能に陥る臨床症状であり、命を落とす可能性が高い病です。それによって肺や肝臓、腎臓等の急性多臓器不全となることを敗血症性ショックと言います。 |
★この日に起きた災害や事件、事故 なし |
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