12月30日 朝礼話材

■備えあれば憂いなし-今日の話題
防災白書を見てみよう!②  防災白書の紹介2回目は、第1部から第3部までの、より詳細な項目です。第1部「我が国の災害対策の取組の状況等」は、2章9節で構成されています。第1章は「災害対策に関する施策の取組状況」です。第1節「自助・共助による事前防災と多様な主体の連携による防災活動の推進」、第2節「防災体制・災害発生時の対応及びその備え」、第3節「発生が危惧される災害種別ごとの対策」、第4節「国際防災協力」、第5節「国土強靭化の推進のための取組」となっています。第2章は「原子力災害に係る施策の取組状況」です。第1節「原子力防災体制について」、第2節「原子力規制委員会における原子力災害対策」、第3節「地域の原子力防災体制の充実・強化」、第4節「令和4年度原子力総合防災訓練」となっています。第2部「令和3年度において防災に関してとった措置の概況」は、概要とともに6章25項目で構成されています。第1章「法令の整備等」、第2章「科学技術の研究」、第3章「災害予防」、第4章「国土保全」、第5章「災害復旧等」、第6章「国際防災協力」となっています。第3部「令和5年度の防災に関する計画」は、概要とともに5章35項目で構成されています。第1章「科学技術の研究」、第2章「災害予防」、第3章「国土保全」、第4章「災害復旧等」、第5章「国際防災協力」となっており、基本的に第2部と同様構成です。第2部と第3部の違いは、とった措置か、これからの計画かです。また、最後に附属資料が添付されており、「1 我が国における昭和20年以降の主な自然災害の状況」、「2 自然災害による死者・行方不明者数」、「3 施設関係等被害額及び同被害額の国内総生産に対する比率の推移」、「4 令和3年発生災害による災害別施設関係等被害額」、「5 戦後の防災法制度・体制の歩み」、「6 主な災害対策関係法律の類型別整理表」、「7 年度別防災関係予算額」が掲載されています。昭和20年以降に主な自然災害で亡くなったまたは行方不明となっている人の数は、なんと、61,330人にも上ることが示されていました。
コラム:防災用語 「毒物/劇物」多くの化学物質のうち、毒物と呼ぶもの劇物と呼ぶものは「毒物及び劇物取締法」によって定められています。毒性が強いものを「毒物」、毒物ほどではないやや弱いものを「劇物」としています。いずれも身体に著しい障害を与えるものであり、その製造、販売、保管についても同法によって厳しい管理規定があります。扱う人の力量、教育訓練、保管場所の確保、管理の仕方、在庫を含む入出管理、表示等々、確実な管理が求められています。
★この日に起きた災害や事件、事故
なし

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