■備えあれば憂いなし-今日の話題 ウェザーニューズ社の防災関連ページ、YouTubeチャンネルを見よう! ウェザーニューズ社は、今や天気予報が当たる確率が最も高い気象予報会社として有名ですが、歴史は古く設立されたのは1986年です。ホームページを見ると、創業のきっかけは、創業者である石橋博良氏が1970年に海難事故を経験し、“船乗りの命を守りたい”という熱い想いからだったといいます。現社長によるメッセージを引用すると「以来、気象情報を本当に必要とする人々のもとに対応策となる情報として伝えることに挑戦してまいりました」「海から始まった気象サービスの市場は、空・陸へと広がり、「いざというときに人の役に立ちたい」を合い言葉に、現在、世界約50カ国のお客様へ、24時間365日、リスクコミュニケーションサービスを行っています」「近年、世界の環境変化に寄り、猛威を振るう台風、ハリケーン、サイクロンや豪雨による洪水の増加など、気象リスクへの対策はより重要なテーマとなっています」とし、災害に繋がるリスクとしての気象情報を、防災・減災に結び付けるべく日夜情報発信している、日常生活に欠かせない企業と言えるでしょう。そのウェザーニューズ社は、常に最新の気象情報を発信し、災害が発生する可能性ある地域に、その危険の程度を示し、最小限の被災で済むよう、台風・地震・津波・火山、そして今発出されている警報・注意報をタイムリーに報道する報道機関的な役割を果たしてくれています。今日、紹介したいのは、そのホームページに防災特設ページを設けていることです。その名も「防災減災ハンドブック」です。防災減災ハンドブック | ウェザーニュース (weathernews.jp)、「大雨」「台風」「地震」「津波」「火山」「大雪」それぞれのカテゴリーごとに、知っておくと良い“防災・減災の知恵”が紹介されています。例えば、「大雨」では「がけ崩れと土石流の前兆」や「大雨災害時の避難行動のポイント」、交通事故対策にも繋がる「雨の夜は要注意!グレア現象」などが、「台風」では「暴風への5つの備え」などが、「地震」では「今夜からできる就寝時の地震対策」や「缶詰のローリングストックで備えよ!」などが、「津波」では「津波・地震の発生時子どもの避難に役立つ事とは」などが、「火山」では「火山噴火から身を守るための術とは?」などが、「大雪」では「もう転倒したくない!プロが伝授する雪道の歩き方」や「水道管凍結や給湯器故障に注意!正しい水抜きの方法」などが、詳しく書かれています。さまざまな気象状況下で起きうる事態に備えた、生活面、道路交通面、リスク回避といった多方面の記事づくりとなっている点が特長的です。ちなみに「ニュースページ」には「減災調査2023:非常食の平均備蓄日数は3.01日、北・東日本の太平洋側で高い傾向」という記事も掲出されていました。【減災調査2023】非常食の平均備蓄日数は3.01日、北・東日本の太平洋側で高い傾向 | Weathernews Inc.、9月期には、「関東大震災から100年!防災のプロが見直すもしもの備え」という特集記事もありました。関東大震災から100年! 防災のプロが見直す「もしもの備え」 [PR] – ウェザーニュース (weathernews.jp)、また、同社は、YouTubeチャンネルも有して、さまざまな情報を動画提供していますが、中でも「ウェザーニュース天気図鑑」はおススメです。ここでは、3~6分程度の動画で気象に関わるさまざまな現象について解説しています。気象のこと、ちょっと知りたいときに視聴してみてはいかがでしょう。ウェザーニュース天気図鑑 – YouTube |
コラム:防災用語 「COP」条約締約国会議の頭文字を取った名称。“コップ”と言います。第何回目の会議かで、COP〇〇と呼びます。直近では、昨年12月に行われた第28回会議で、COP28です。さまざまな条約が対象なのですが、すでに国連気候変動枠組みに関する議論をする会議として、この呼び方が定着しました。COP28のテーマは、気温上昇幅の見込みと影響、化石燃料の削減実現性、再生エネルギー移行等でした。 |
★この日に起きた災害や事件、事故 なし |
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