■備えあれば憂いなし-今日の話題 株式会社ぎょうせいの防災関連出版書籍を紹介しよう! 株式会社ぎょうせいは、法規集や例規集、判例集等の出版社であり、地域づくりの調査受託、研究業務、記念事業等の企画、受託等幅広い活動を行っている企業ですが、私が当社を知ったきっかけは、防災士会を通じて出あった、防災関連の書籍を取り寄せたことからでした。その後、当社がさまざまな防災・危機管理関連の書籍を発刊していることを知りました。今日は、当社のオンラインショップから、主要な防災・危機管理に関する書籍を使用階してみたいと思います。「防災ダイアリー」毎年発刊している当社が編集したダイアリーです。カレンダー、月間・週間計画表、自由メモ等、通常ダイアリー体裁の他、特におススメなのは、巻末付録が充実している点です。特に“知っておきたい防災知識”や発災時に備えた“災害用伝言バンサービス”の手順、“やさしい日本語による避難誘導のしかた”等、使える情報が整理されています。「避難アクションガイドブック」こちらも当社編集による書籍です。書籍と言っても32ページといった超薄い冊子です。おススメはその薄さと薄さのわりにギュッと盛り込まれた発災時のとるべきアクションの充足度です。当社の紹介文では「大災害発生時の正しい行動とは?何を基準に避難所に避難するのか?このガイドブックが住民の命を守ります!」としています。「感染症×大規模災害、実践的分散避難と避難所運営」防災・危機管理の第一人者である防災システム研究所所長の山村武彦氏が著した書籍です。昨今叫ばれる複合災害や避難方法の多様化についてその時を踏まえた内容で学習教材にも使えそうです。「個別避難計画作成とチェックの8Step」副題が“災害対策で押さえておきたい個人情報の活用と保護のポイント”とされ、計画づくりの基礎から作成後の実践までがステップでわかる!と記されていることから、昨今課題ともなっている被災地域の個人情報のその活用の重要性の視点からも書かれた書籍です。関西大学社会学部教授の山崎栄一氏と弁護士の岡本正氏、同、板倉陽一郎氏の編著となっています。「平成28年熊本地震、熊本県はいかに動いたか」本書は2作構成になっていて、最初に発刊されたのが“初動・応急対応編”で、その後に発刊されたのが“復旧・復興編”です。震度7に2度襲われ、熊本県の象徴でもある熊本城に大きな被害が生じた熊本地震。その概要と、初動からの動きの振り返り、復旧・復興に向けた動きをノンフィクションドキュメントタッチで描かれ、事後の防災知見に繋がる教訓をしたためた2冊とも言えます。「ドキュメント東日本大震災、浦安のまち」東日本大震災に関わる書籍は多く出ていますが、揺れや津波による大きな被害が発生した東北地方岩手、宮城を捉えたものではない、千葉県浦安市で発生した液状化現象にスポットを当てたある意味異例なドキュメントです。当社が浦安市の協力を得て編著した1冊です。改めて、それぞれの書籍について手にとって読んでみられてはいかがでしょう。防災・危機管理 の検索結果 / ぎょうせいオンラインショップ (gyosei.jp) |
コラム:防災用語 「災害時健康危機管理支援チーム」DHEATと言い、健康が脅かされる被災後の危機的な状況下で、災害関連死を防ぐために、被災地での必要な情報の収集や、状況分析、健康維持管理のための調整等を図るべく専門的な知見を有した都道府県、主要都市の職員によって構成され、災害地に出向くチームです。能登半島地震で叫ばれた二次避難等の推進に向け、後方支援をすることもあります。 |
★この日に起きた災害や事件、事故 英国海外航空機事故(富士山付近・昭和41年)死者124 |
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