■備えあれば憂いなし-今日の話題 巨大地震時、電車に乗っていたら…? 巨大地震は、いつ起きるとかわかりません。平日なのか土日祝日なのか、夜中なのか昼間なのかによって、全く対応方法が異なります。今回から3回にわたって、〇〇にいたらというテーマで、少し考えてみたいと思います。今日は、「電車内」です。電車に乗っていて「緊急地震速報」が流れたら、急に大きな揺れが発生したら、緊急停車したままで長時間にわたったら、いろいろと怖い疑問がわいてくるものです。どうすれば良いかについては、①まず身の安全を確保する:付近の手すりやつり革をしっかり持って体が飛ばされたり転がったりしないようにする。②乗務員の指示に従う:勝手な行動は、かえって混乱や車両移動時の大きな弊害になります。対応手順を有し訓練を積んでいる乗務員の指示を待ちましょう。ぐらいしか思いつきませんが、少し電車運行事業者や保険会社等のホームページを見ると、乗車中の防災に関わるページが出てきますので、そちらで紹介しましょう。⑴東京メトロ:安心への取組みの中に「安全・防災」ページが作られています。その中に“震災対策”“火災対策‟“風水害対策”“安全ポケットガイド”等があります。“安全ポケットガイド”は、PDF版でダウンロードもできます。https://www.tokyometro.jp/safety/prevention/safety_pocketguide/pdf/safety_pocketguide_all.pdf。⑵三井住友海上:そなえについて日々研究しているとする「ソナエル・ラボ」というページがあり、その中の「日頃のそなえ」内に、防災に繋がるいくつかの内容が見られます。特に、“公共交通機関の乗車中に地震が起こったら?”というページがあります。【外出先での地震】いざというときに、どう動く?|三井住友海上 (ms-ins.com)。⑶AllAbout暮らし:さまざまなテーマで読者目線で知識を提供してくれる「AllAbout」ですが、この「暮らし」の中で“電車の中で地震に遭遇した時に取るべき対応”が出ています。“地震が起きたとき、電車の中の危険な場所は?”、“電車内で地震が起きたとき、生存可能性を高めるためにすべきこと”が出てきます。電車の中で地震に遭遇した時に取るべき対応……車両が脱線したら? [防災] All About。⑷地震対策.com:こちらは、「明日にでも起きるかもしれない巨大地震に備えた対策」についてまとめ上げているホームページです。この中には「地震の基礎知識」「地震に備えて」「地震予知、予測」「地震が発生したら」「地震後の対応」「過去の大地震」といったタグがあります。「地震が発生したら」では、“地震速報”“火事”“正しい情報の収集”“発生シーン”“帰宅難民”等に分けた記載があります。とりわけ発生シーンに入ると“〇〇にいた場合”ごとに、まとめられていました。地震が発生した時に地下街にいた場合|地震対策 .com (debsol.com)。 |
コラム:防災用語 「無炎燃焼」微小火源等の状況で、目に見える炎が上がらずくすぶり続けている現象をいいます。火が付いた線香や、タバコ等がそれに当たり、じわじわと火源だけが広がっていき、ある時点で一気に可燃物や空気に触れて、燃え広がる可能性があります。炎が上がらないことで、気づけずに時間がたち、炎が上がった時には、強い火力で天井まで燃え上がることがあります。 |
★この日に起きた災害や事件、事故 福岡済生会八幡病院火災(昭和48年)死者13、負傷者3、マレーシア航空370便消息不明(平成26年)行方不明者239 |
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