■備えあれば憂いなし-今日の話題 巨大地震時、ホテルに宿泊中だったら…? 〇〇にいたら・・・シリーズ、3回目です。今日は「ホテルで宿泊中」です。少しその時のケースを広げて考え、旅行や出張で遠方に出かけた場合に・・・とし、調べてみました。⑴楽天トラベル:オンラインによる旅行予約サイト最大手の「楽天トラベル」。さすがに旅行者向けの良い防災対策ページを築いています。その名も「豪雨、地震…旅先で自然災害にあったらどうする?防災のプロに聞く!もしものための備えとは」です。前半は、出かける準備段階の知恵。後半では、“旅先に到着したら、まずチェックしたい2つのこと”や“旅行中に災害が発生!取るべき行動は?”等がでてきます。以前にも紹介した災害レスキューナース辻直美氏のアドバイスによって作成されています。豪雨、地震…旅先で自然災害にあったらどうする?防災のプロに聞く!もしものための備えとは 【楽天トラベル】 (rakuten.co.jp)。⑵おもてなしHR:ホテル求人情報や転職支援サービスをしている株式会社ネクストビート運営サービスのひとつのサイトです。“ホテルで火災が起きたら”や“ホテルで地震が起きたら”、“災害時のホテル従業員とホテルの役割”等が掲載されています。ホテルの防災管理を考える!火災や地震が起きたときのホテルの役割とは? – ホテル・宿泊業界情報コラム|おもてなしHR (omotenashi.work)。⑶自然災害対策ネット:ホテル内での安全対策が箇条書きで出ています。“避難経路などを事前に確認する”“身の安全を確保する”“避難は指示に従って”“パニックを起こさないように”“避難後はどうするべきか”等です。ホテルで地震に遭遇したら?安全のためのポイント! | 自然災害対策ネット (tenink.net)。ちなみに、高知県では、旅館・ホテル経営者向けに、南海トラフ地震が発生したときの、宿泊客とスタッフの安全を確保する手順を示す「災害時対応マニュアル旅館・ホテル編」テンプレートを作成していますので紹介しておきます。それぞれのホテルや旅館が作成する土台となるテンプレートですが、地震対応手順がよくわかる資料ですので、参考にされると良いでしょう。2001 (kochi.lg.jp)。また、同様に、ホテル・旅館向けに作られた災害対応マニュアルは複数あります。こちらも泊まる側として役立つ内容が盛り込まれています。「宿泊施設の大規模地震災害対応ガイドライン」こちらは静岡県ホテル旅館生活衛生同業組合が作成した冊子です。大規模地震災害対応02 (shizuokayado.jp)。「旅館・ホテル向け災害対応マニュアル」宿ネット作成のマニュアルです。_19旅館ホテル防災パンフ.indd (yadonet.ne.jp)。 |
コラム:防災用語 「誘発地震、誘発噴火」地震が地震を誘発すること、または他の要因によって地震が発生することを誘発地震、地震によって火山噴火を誘発することを誘発噴火と言います。その因果関係については東北大学等の研究によって明らかになってきています。1707年10月に発生した宝永地震では、その49日後に富士山が大噴火を起こしており、宝永噴火と呼ばれ、誘発噴火の事例と言われています。南海トラフ地震等の発生によっては、再び富士山が誘発され噴火する可能性があるという専門家もいます。 |
★この日に起きた災害や事件、事故 能代大火(昭和31年)負傷者19、焼失家屋1,475、上越新幹線大清水トンネル工事現場火災(昭和54年)死者14、福岡西方沖地震(平成17年)M7.0死者1、負傷者1,204、家屋全壊144 |
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