4月21日 朝礼話材

■備えあれば憂いなし-今日の話題
熱中症は、夏よりも春が要注意! 熱中症は、言うまでもないと思いますが、注意を要するのは真夏の時期よりも、むしろ温暖な春と言うこともできます。4月から6月は、一般に湿度が高く、また一日の気温差や、前日との気温差が大きいのが気候特長でもあります。急に暑くなることで、水分や体力が急激に奪われ、めまいやだるさ、吐き気などに襲われたなら熱中症を疑う必要があります。そのままでいるとやがて40℃を超える高熱、けいれん症状が現れたり、気を失い、さらに悪化すると多臓器不全に陥ったりして、死に至ることがあり得ます。昔は、日射病や熱射病と呼ばれていました。予防策としては、日陰の多少でも涼しいところで活動すること、水分・塩分を補給すること、もし先ほどのような症状が現れたなら、屋外ならまずは日陰に移動、建屋があれば涼しい部屋に移動し、水分(できれば冷水より常温水)を補給すること、高体温となっていれば首筋や脇の下、太もも鼠径部を冷やすといった対応が必要です。昨今では塩分や体液バランスが考えられた飲料水も販売されています。吐き気や朦朧としている状態が見られるなら、即刻救急車を呼ぶことです。ちなみに熱中症対策は、製造業や建設業などでは相応に取られていることが多いですが、営業系や事務系の仕事をされる現場では、なかなか対策が取られていないものです。災害等によって停電になれば、たちまちビルも事務所内も高温と化します。そのような複合的な要因で発症することも考えておく必要があるでしょう。
コラム:防災用語 「防塵マスク」防塵マスクとは、字のごとく粉塵が体内に入ることを防ぐマスクです。粉塵が舞う作業を行う工場などではお馴染みですが、一般的には目にしたこともないマスクではないかと思います。なぜここで防塵マスクを取り上げたのか、それは火山噴火による降灰対策に使用できる可能性があるからです。ホームセンターなどで販売されています。安価なモノから高価なモノまでさまざまです。
★この日に起きた災害や事件、事故
なし
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