5月29日 朝礼話材

■備えあれば憂いなし-今日の話題
震度6強ってどんな感じ?  この数年間で、自分自ら震度6強以上の地震を経験したという人や、起震車で震度7を体験したという人もいると思いますが、多くの人は震度5強以下の経験に留まっているのではないでしょうか。また、これまで地震を、外を歩いている時に受けたのか、工場で仕事中に受けたのか、はたまた高層ビルの上層階で受けたのかなど、その経験内容はさまざまでしょう。今日は、震度6強の地震はどのくらいのものなのか、調べてみた内容を表したいと思います。気象庁によれば、震度6強の揺れの状況は、①はわないと動くことができない、飛ばされることもある、②固定していない家具のほとんどが移動し、倒れるものが多くなる、③耐震性の低い木造建物は、傾くものや、倒れるものが多くなる、④大きな地割れが生じたり、大規模な地すべりや山体の崩壊が発生したりすることがある。というものです。震度6強以上の地震は、この12年間で13回発生しています。1年に1回、国内のどこかしらで発生する頻度です。自分事としてとらえて頂き、少しでも被害が最小限に留まるよう、「家具は固定」し、「木造建物は耐震化」し、その時は、第一に「身の安全確保に努める」ことです。生き残りさえすれば、最低限の生活は取り戻せるはずです。従業員が助かれば、細々からでも事業再開できるはずです。
コラム:防災用語 「津波フラッグ」津波フラッグは、地震が発生した際に、海岸において津波の警戒を呼び掛ける旗を言います。海上において船舶間で危険が生じた際に掲げる旗(U旗)と色や模様を共通としています。神奈川県の片瀬海岸などでは、ライフセーバーなどが中心となって「(この旗を)見たら逃げろ」を合言葉に、試行的に掲げ、サーファーなどに対して啓蒙活動を行っています。
★この日に起きた災害や事件、事故
岩手旧新里村大火(昭和36年)死者5、負傷者97、 八戸大火(昭和36年)焼失家屋720、 口永良部島噴火全島避難(平成27年)

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