8月1日 朝礼話材

■備えあれば憂いなし-今日の話題
マイカーや社用車に積んでおきたい防災用品!  大規模の地震や浸水レベルの自然災害が発生すると、物流が滞り、生活に必要な物資が供給されず、店舗から商品が消え、大きく不足することがあります。また、降雪などで道路が大渋滞した場合などで車中に閉じ込められても、命の保持に困ることがあります。これらは実際にも発生していて、ニュース報道でも耳にしていることでしょう。そのような万一に備えて、車内に防災用品を積んでおくことが期待されます。まず、食料品と飲料です。いつそのような事態に遭うかわからないため、積んでおくとしたら、ある程度長期保存が出来る非常食やペットボトルといったものになると思います。非常食も調理が不要な、エネルギー確保食やドリンクタイプの栄養食、米菓などが適します。米菓は車中でのローリングストックとして推奨できます。避難所での車中泊を考えるなら、3日分以上が必要ですが、一時的な避難や渋滞下では、1日~1日半分程度でもよいでしょう。次に、懐中電灯やラジオ(これらはスマートフォンアプリでも良いですが、電池切れリスクと通信状態に左右されます。また車のライトやFMなどはエンジンをかけておく必要がありガソリン切れや排ガス逆流のリスクがあることからなるべく避けたいものです)、保温シートまたは毛布、携帯トイレなども必須です。さらにゴミ袋、トイレットペーパー、ティッシュペーパーなども欲しいところです。どこまでどのくらいというのは、それぞれ被災可能性やその程度想定により異なるでしょうが、積んでいること自体が安全・安心につながり、そのような対策をすることで、運転者の防災意識が高まり、無理な運転、アンダーパスなどへの危険な突入、安全を度外視した運転をしない素地づくりになるのではないでしょうか。昨今、車両に積む非常用品セットが登場し、ホームセンターなどでも購入できます。また、いざというときに助け合い、シェアしあう防災用品を事業用自動車に積みましょうといった活動を推進している企業もあります。
コラム:防災用語 「民放NHK6局防災プロジェクト」どうすれば自分と大切な人の命を守れるのかをテーマに、民放キー5局とNHKとが放送局の垣根を越えて、各局が保管する震災映像を共有し、動画の作成・発信や、ドキュメント制作、ニュース報道を合同で行うプロジェクトです。東日本大震災が発生した3月から関東大震災が発生した9月までの間、さまざまな企画を展開しています。
★この日に起きた災害や事件、事故
厠橋花火問屋爆発火災(東京・昭和30年)死者18、負傷者83、遊覧船やそしま号沈没(大阪港・昭和40年)死者・行方不明者20、松本深志高西穂高落雷遭難(昭和42年)死者11、負傷者13

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