9月8日 朝礼話材

■備えあれば憂いなし-今日の話題
コンビニの高校生バイトにも気象知識は必須!?  コンビニエンスストアは、今や日常生活になくてはならない存在です。高校生のアルバイト先として第一に挙げられるでしょう。コンビニでの仕事は多岐にわたります。コンビニ運営には4つの基本があります。この4つの基本がきちんと管理されることが求められます。その4つこそが仕事の内容に直結します。①クリンネス:清掃の徹底です。床も扉もどの棚も埃ひとつないことが基本です。②フレンドリー:明るい接客応対です。声出し挨拶も基本です。③鮮度管理:取扱商品や掲示物には鮮度があります。常に期限管理することが基本です。④品揃え:約3000品目ある商品群は売れ筋を売れる時間帯に売れる量品揃えすることが基本です。この4つはコンビニを経営する上での原則であり、いずれのチェーンも同様な基本事項となっています。コンビニに働くアルバイトさんには、これらの基本・原則を守って運営すること、4つに添った仕事をすることが求められます。この中で、特に日々の売り上げに直結するのが、④の品揃えです。売れ筋の品切れは、店舗にとって大きな機会損失です。売れるのに売るものがない状態です。逆に、死に筋を多く余らせて期限がくれば廃棄品となり、店舗にとって大きな損失です。仕入れた金額がそのままロスとなる状態です。そのような両面の損失を防ぐ、精度の高い発注が必要です。現在、コンビニはすべての管理がPOSシステムによって行われています。前日、前週同曜日、どの時間に何がどれだけ売れたのか、すべてデータ管理されています。発注者は、そのデータを睨みつつ、明日、明後日の発注量を商品ごとに決めて、発注しています。販売期間が長い菓子や加工食品は、廃棄に繋がる機会は少ないですが、弁当やおにぎり、サンドイッチ、うどんやそば、サラダ類などは、半日から一日で期限が来てしまいます。限られた時間内で最大限の販売を得るために、いくつ発注しようかを決めていく作業は、たいへん気を遣うものです。特にそれらの商品は、天候に左右されます。感覚を含めた暑い寒いで、販売数が数百個違ってくるものもあります。そこでいかに気象情報を知って集めて発注に活かすことが重要となります。その発注作業は、日々多くの高校生によっても行われています。発注担当の高校生は、誰よりも気象知識に詳しいと言っても過言ではありません。
コラム:防災用語 「暑熱順化」あまり聞きなれない言葉だと思います。暑熱順化とは、体が暑さに慣れてくることです。春から夏に向けて暑さが増す中、暑熱順化することで体が暑さに強くなります。逆に、急に気温が上がるとそれに体が付いていけず、体から熱が放出しにくく汗が出にくく、体温が上昇してしまいます。暑熱順化できていない状況です。このような時に、熱中症を発症しやすくなります。
★この日に起きた災害や事件、事故
得撫島・択捉島太平洋沖地震(大正7年)M8.0、津波溺死24

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