■備えあれば憂いなし-今日の話題 通勤(退勤)時に大地震に襲われたら・・・ いつ、なんどき、大地震に見舞われるか、誰しもわからないものです。過去の大地震をトレースしても、もちろん傾向などはありません。阪神・淡路大震災:1月17日(火)5時46分、東日本大震災:3月11日(金)14時46分、熊本地震:4月14日(木)21時26分、4月16日(土)1時25分、大阪府北部地震:6月18日(月)7時58分、北海道胆振東部地震:9月6日(木)3時7分、でした。早朝もあれば、深夜もあり、通勤時間帯もあれば、昼下がりもあるといった具合です。従って、どこで何をしている時かを問わずに、大地震は発生する訳ですから、いつ、どこで見舞われても、各自が命の確保をしなければなりません。今日の当欄は、通勤(退勤)時に、大地震に襲われたら、をテーマに、容易な話しではないものの、少し対策例を挙げてみたいと思います。①電車内にいる時:日ごろから手すり横に着席、または手すり・つり革に掴まっておく癖をつける、ペットボトル等を持ち歩く、車内アナウンスに従う、不用意に車外に出ない、カバン等で頭を守る、一旦落ち着いたらガラス付近から離れる、といった具合でしょうか。②地下街にいる時:日ごろから出口を気にする癖をつける、壁や柱近くに身を寄せる、体を低くしカバン等で頭を守る、アナウンスに従う、ペットボトル等を持ち歩く、避難時は壁際を歩く、といった具合でしょうか。③地上にいる時:カバン等で頭を守り、付近のビル等に逃げ込む、付近の避難場所へ向かう、群衆の中では端にいるようにする、といった具合でしょうか。いずれにせよ、焦らずに淡々と身の安全、命の確保を考えることです。また、ホテルやビルの上層階等で大地震が発生したなら、まずは部屋にて待機、アナウンスに従う、エレベータやエスカレータは利用しない、避難は屋外非常階段を使用、タオルを水で濡らし持ち出す、といった具合でしょうか。常日頃から、今ここで大地震が襲ったらを頭においておくだけでも、身構えや持ち物確保ができるものと言えます。 |
コラム:防災用語 「経口補水塩」経口補水液とも言います。適切な濃度で、水に食塩とブドウ糖を混ぜ溶かしたものです。水をそのまま飲用するよりも消化管を通じて体内への吸収が早いため、熱中症予防または熱中症による脱水症状を緩和する治療に用いられます。ただし高度な脱水では、むしろ誤嚥の危険があり、点滴治療となります。 |
★この日に起きた災害や事件、事故 台風第22号(昭和30年)死者・行方不明者71、建物全壊・流失393 |
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