10月14日 朝礼話材

■備えあれば憂いなし-今日の話題
旅行先に持っていきたい防災グッズ  今年7月下旬から8月上旬にかけて沖縄から九州全域にわたって被害をもたらした台風6号は、先週も紹介しましたが、さまざまに考えさせられる状況が見られました。そのひとつが、旅行中に直接影響を受けてしまう事態です。これまでも少なからず、あったとは思いますが、こんなにも長期長時間にわたり、旅行先に足止めとなり、それも宿泊継続できなかったり、停電や断水でホテルでの避難生活となったりした状況は過去になかったかも知れません。影響を受けた人々も多かったようです。私自身も、5年半前に三重県に旅行中、台風ではありませんでしたが、線状降水帯による豪雨により、最終日に足止めとなり、交通機関が運休となる中、慌てて確保したホテルで、1階膝上まで浸水、電気室が地下であったために、停電、断水、一晩避難生活となりました。その時を振り返ると、何も準備していなかったなぁと反省するばかりです。それでは、旅行先に何を持っていくのが良いのか、もちろん地震は予測つきませんが、気象上の災害はある程度予測できます。もっとも台風6号が、高気圧の影響も受けて、非常にスローペースでかつ、急激に方向転換した事例はこれまでほぼ考えられなかったため、やむなかったとも思いますが、これからはそれも想定に入れなければなりません。持っていると良い防災用品とすれば、①ちょっとした食べ物:しっかりした食料品というよりパン、缶詰、高栄養価商品、菓子類、②飲み物:味があるものより水や茶数本、③携帯トイレ:ビニールと凝固剤のセット数点(24時間で6~7セットはほしいもの)、④ビニール手袋:手が洗えなくても安心、⑤防寒着:上着に限らず新聞紙やアルミブランケットでも可、⑥ライト:スマホでも良いが出来れば小型ライト、⑦ラジオ:スマホアプリでも良いが出来れば小型AMラジオを、⑧充電器:もちろん常にいっぱいになっていることが望まれる、⑨ホイッスル:スマホアプリでも良いが出来れば小型ホイッスルを、⑩敷物:ピクニックシートでもあると助かる、等です。これらは、全部は持ち歩けないでしょうから、持ち歩き分と、キャリーバック分等と分け、ホテルに泊まる計画があるときに余分扱いとして購入、準備しておきたいものです。
コラム:防災用語 「自衛消防組織」地震や火災等が発生した場合に、ただちに初期活動や応急措置活動がとれるように、消防法に基づいて設置する企業内組織です。実際に体制を整えている企業も多いのではないでしょうか。統括管理者の指揮下で、初期消火班、避難誘導班、応急救護班、通報連絡班、等役割分担に従って、当該業務を遂行すべく組織図が策定されているでしょう。もっとも緊急時には、役割分担を越えた対応が必要であったり、混乱した指揮下での活動になってしまったりすることを想定した、有効な訓練を日ごろから積む必要があります。東京消防庁資料:jiei_shoubou.pdf (tokyo.lg.jp)
★この日に起きた災害や事件、事故
なし

コメント

タイトルとURLをコピーしました