10月27日 朝礼話材

■備えあれば憂いなし-今日の話題
マネジメントシステム規格の共通テキストを読んでみよう!  詳しくは、私の著書のひとつ「経営目的を達成するためのISOマネジメントシステム活用法」(日科技連出版社、他に越山卓氏,冨岡正喜氏との共著)や「ISO共通テキスト<附属書SL>解説と活用」(平林良人氏,奥野麻衣子氏共著)をお読みいただくのが良いと思います。後者書籍の目次を先に紹介しておきます。第1章共通テキストとは1.1開発の経緯と目的1.2期腰痛テキストの位置付け、第2章共通テキストの解説2.1本書の構成2.2箇条3の逐条解説・箇条3用語及び定義2.3その他、共通テキストを読む上で役に立つ言葉の意図2.4箇条4から箇条10の逐条解説・箇条4組織の状況4.1組織及びその状況の理解4.2利害関係者のニーズ及び期待の理解4.3XXXマネジメントシステムの適用範囲の決定箇条5リーダーシップ5.1リーダーシップ及びコミットメント5.2方針5.3組織の役割、及び権限責任箇条6計画6.1リスク及び機会への取組、6.2XXX目的及びそれを達成するための計画策定 箇条7支援7.1資源7.2力量7.3認識7.4コミュニケーション7.5文書化した情報 箇条8運用8.1運用の計画及び管理 箇条9パフォーマンス評価9.1監視、測定、分析及び評価9.2内部監査9.3マネジメントレビュー箇条10改善10.1不適合及び是正処置10.2継続的改善、第3章ISOマネジメントシステム規格のユーザーへの提言-真に有効なISOマネジメントシステム構築するために-3.1いかに組織はムダなことをしているか3.2 ISOマネジメントシステムを通じて、組織のパフォーマンスを高めていくには3.3共通テキストを通じて見えてくるもの3.4共通テキストを活用して組織の課題を解決する。で、構成されています。ここではざっくり、「規格共通テキスト」がどのようなものか紹介しましょう。「規格共通テキスト」は、それ以前までは、マネジメントシステム規格は、複数の種類が発行されていたにも関わらず、その構成や一部共通の要求事項さえ、規格によって異なり、複数のマネジメントシステムに同時に取り組む企業にとって共通性をどうとるか課題となっていました。ISO内に規格整合化委員会が立ち上がり、規格の構成、共通要求事項の整合化を図ろうという期待が高まり、策定されたのが「規格共通テキスト」です。規格を作る側のエキスパートらに向けた仕様書のひとつで、どのように規格を策定するかを描いた指針がその全体であり、その一部に採用されたという訳です。別名をその目次に合わせて「Annex SL」と呼ばれました。その後に新規制定、または改正発行される規格は、この「規格共通テキスト」を採用し仕様を合わせなければならないと規定されたことで、以後、固有の要求事項を除いて、どの種類の規格も同じ構成、かつ共通要求事項の整合化が図られました。すでに何度か共通テキストもレビューされ改訂が行われています。従って、この共通テキストを追いかければ、おのずと将来加わるであろう要求事項が見えてくる可能性を秘めています。
コラム:防災用語 「防災協定」大地震や台風等による災害発生時に、人的協力、物的協力をもって、地域住民の被災支援をしようと、地域自治体と民間企業や関係機関との間で締結する救援協定です。現在地域ごと、その地の大手企業を中心に、防災協定が締結され、その企業の特色や製品を通じた支援が行われるようになっています。例えば製造業であれば、製造している製品を供給したり、あるいは屋上があるビルを有するビル管理会社等であれば、一次避難施設として、開放したりといった、個別の協定となっています。
★この日に起きた災害や事件、事故
なし

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