■備えあれば憂いなし-今日の話題 外国人向け防災資料を活用しよう! 新型コロナウイルス感染症が2023年5月に5類に分類された以降、徐々に海外からの旅客やビジネス客来日が増えてきています。すでに地域によっては、コロナ禍前の状況に戻っているという話しも聞かれるようになりました。全国各地で外国からの旅行者を迎えるようになるのも時間の問題となってきています。またビジネスでの来日も、コロナ禍前を上回るのではないでしょうか。そのような中、意外と知られていないことに外国人向けに作られている防災資料の数々があります。今日は、外国人に向けて作られている防災資料について、触れてみたいと思います。まず、最初に紹介したいのは、「東京都防災ホームページ」の中にあるページです。以前にも紹介した「東京都防災ホームページ」は、緊急を要す「避難情報」の発信から、「知ろう・学ぼう・防災知識」「東京都の取組・対応」「防災関連リンク集」まで、多様な情報がまとめられています。「防災関連リンク集」内の「関係機関へのリンク」の中に「外国人向け防災情報」があります。いずれも外部リンクに飛ぶリンク集ではありますが、「災害のときに役に立つ情報Q&Aマニュアル」「やさしい日本語[外国人のための生活ガイド]緊急災害時の対応」「災害時の多言語支援」等々です。外国人向け防災情報|東京都防災ホームページ (tokyo.lg.jp)、続いて紹介したいのが、公益財団法人沖縄県国際交流・人材育成財団による「外国人のための防災ハンドブック」です。こちらは、英語版、簡体中文版、繁体中文版、韓国語版、スペイン語版、ネパール語版、ベトナム語版が作られ公表されています。外国人のための防災ハンドブック | 公益財団法人 沖縄県国際交流・人材育成財団 国際交流課 (oihf.or.jp)、3つめに紹介したいのが法務省出入国在留管理庁のホームページにある「外国人生活支援ポータルサイト[緊急・災害]」です。「生活・就労ガイドブックの第10章」を各国語にしたものです。外国人生活支援ポータルサイト「緊急・災害」 | 出入国在留管理庁 (moj.go.jp)、4つめに紹介したいのが、福岡県が作成し公開している「外国人のための防災ハンドブック」です。8か国語に翻訳され、イラスト付きのマンガチックなガイドとしておススメの1冊です。外国人のための防災ハンドブック(改訂版) – 福岡県庁ホームページ (fukuoka.lg.jp)、5つめに紹介したいのが、公益財団法人栃木県国際交流協会がまとめた「外国人向け防災情報」ページです。「わたしの避難カード」「外国人のための医療情報ハンドブック~日常から災害時の備えまで~」「外国人生活情報ガイドブック」「多言語災害時マニュアル」チラシの「もし地震が来たらどうする?災害への備えは出来ていますか」「YouTubeアニメ地震の時気を付けること、用意すること」「多言語防災ビデオ地震!その時どうする?」「子どもと親の防災ガイドブック」等々、よくまとめられリンク集化されています。外国人向け防災情報:公益財団法人栃木県国際交流協会 (tia21.or.jp) |
コラム:防災用語 「命日反応」別名「記念日反応」とも言います。亡くなった人の命日や、その人の誕生日、結婚記念日や特別の思い出がある日を迎えると、気持ちが沈み、体調を崩すといった症状が現れることを、このように言います。よく起こり得る自然な体反応です。その人との思い出が多く、印象に強いほど、この反応がより強く発現するようです。良い思い出だけとは限らず、悪い思い出でも発現すると言われます。 |
★この日に起きた災害や事件、事故 全日空機墜落事故(松山港付近・昭和41年)死者50、ネバド・デル・ルイス火山噴火災害(コロンビア・昭和60年)泥流死者約25,000 |
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