2023年3月11日(土) ブログサンプル発信

■備えあれば憂いなし-今日の話題
東日本大震災から12年。 多少減ったとはいえ多くの自治体で祈りの日として集いが計画され、また各メディアも特集を組んでいます。2011年3月11日午後2時46分、三陸沖を震源としてマグニチュード8.4の地震が襲い、最大震度7という巨大な揺れとともに、最大遡上40.1メートルの津波が三陸沿岸地域を飲み込みました。死者1万5900人、この中には身元未確認ご遺体が53人含まれています。また、直接死ではない関連死が3789人も含まれています。行方不明者は今に至っても2523人。我が国の地震では、関東大震災、明治三陸地震に次ぐ3番目の甚大な被害をもたらした巨大地震でした。 私は、「神さまはいろいろな教訓を私たちに残してくれるものだ」とつくづく思っています。1995年の阪神・淡路大震災では、多くの方が建物倒壊による圧死や火災による焼死により亡くなりました。2016年の熊本地震では、震度7もの地震が同じ地域で連続して起こりました。2018年の北海道胆振東部地震では、数百メートルにわたる山岳崩壊と北海道全域に渡る長期停電が起こりました。東日本大震災を含め、私たちに、建物倒壊の恐ろしさ、広域同時火災の恐ろしさ、津波の恐ろしさ、広域長周期地震動の恐ろしさ、原子力発電所被災の恐ろしさ、自宅に容易に帰れない恐ろしさ、巨大な揺れに連続して襲われる恐ろしさ等々、まさにこの数年で多々の恐ろしさを教えてくれました。人間は嫌な記憶は忘れる機能を備えているようですが、これらの恐ろしさと、そこから得られた教訓は、決して忘れてはならないと思います。被災した人たちだけが伝承すれば良いというわけはありません。誰しも、繰り返し繰り返し、またかと思ってもまた、それらの教訓を呼び出し、皆で共有していかなければなりません。
コラム:防災用語 「自然災害」まさしく災害をもたらす自然現象。地震や津波、暴風雨、火山の噴火、地滑り、高潮、大雪などであり、それにより人の命はもとより社会生活に被害が及ぶ。昨今では「数十年ぶり」「過去の記録を更新」といった報道が頻繁になされ、災害の規模も頻度も上がっている。
★この日に起きた災害や事件、事故、気象特記
東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)
菊富士ホテル火災(群馬県利根郡水上町:現みなかみ町) 全焼により30名死亡、29名負傷
(1966年)

コメント

  1. こんにちは、これはコメントです。
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